陽の光を浴びながら、静かに舞い上がる揚羽蝶（アゲハチョウ）。古来より日本では、その優雅な姿が「再生」「繁栄」「美の象徴」とされ、
平安の頃には貴族の紋や装束にも描かれました。揚羽蝶の名は「羽を揚げて舞う」ことに由来し、その名の通り、上品でありながら生命力にあふれた存在です。春から夏にかけ、光を反射させながら舞うその姿は、
一瞬のきらめきを永遠にとどめたかのように美しいですね。
metallicoの「揚羽蝶」は、その現実の美を写し取り、
ステンレスの光沢で命の輝きを表現しました。細やかな羽脈は、職人製図のレーザー加工による精緻なカット。羽ばたきの軽やかさと、金属の静かな強さが共存しています。一作目「夢蝶々」が幻想の世界に舞う蝶だとすれば、
こちらの「揚羽蝶」は現実の光の中で生きる蝶。
夢と現実、そのどちらもを結ぶ存在として、
日常に凛とした美しさを添えます。金属の町・岐阜県関市で、職人が一枚のステンレスに命を吹き込みます。
時を経ても色あせないサステナプル素材のステンレスの輝きは、
まるで、何度でも舞い上がる生命力溢れる揚羽蝶そのものです。どうぞ、身につけるアートの遊び心と温かい風合いを、お楽しみください。
寸法（横・縦・高さ）mm 42x40x2
重量g 6
素材 SUS 304ステレンス
